倉田真由美さんが、夫であり映画プロデューサーでもある叶井俊太郎氏の末期がん診断の過程について語りました。
診断の道のり
倉田さんは、自身の旧ツイッターで夫の叶井氏の診断過程についてつづりました。彼女は、叶井氏が「ステージ4の末期ガン」であることを明かしたことを共有しました。そして、「発見が難しいと言われるすい臓がん、夫の場合病院に行ったきっかけは『激しい黄疸』でした」と述べました。
初めの病院では、胃炎と診断され、「癌?いやもし癌なら末期で死にかけの色ですよ」と言われて帰されたそうです。2軒目の病院では胆石や肝炎が疑われましたが、検査の結果が違い、「うちでは分からない」と他の病院を紹介されました。そして、紹介された3軒目の病院でやっと4cmを超える大きさのすい臓がんが発覚したのです。
後悔はないけれど
倉田さんは、「癌の標準治療は選択しなかったので『もっと早く発見できていれば』という後悔は夫も私もありませんが、胃炎診断を信じていたら胆管が詰まったまま胆管炎で死んでいたかもしれません」とつづりました。
倉田さんは、フォロワーへの回答の中で、「1軒目と3軒目は大規模総合病院であり、2軒目は中規模総合病院です」と説明しました。そして、「夫の癌の進行はかなりゆっくりです。医師の予想を裏切るほどに」とも述べました。また、「普通の会社や店だとダメダメなら潰れるんだが、病院はどんなにヤブでもなかなか潰れない。被害はとてつもなく大きいのに」とも綴りました。
自身の著書を出版予定
叶井さんは自身の旧ツイッターで、去年の6月にすい臓ガンステージ3で余命半年と宣告され、現在はステージ4の末期がんであることを告白しました。「死ぬ前にこんな本出します!」と、11月頃に出版予定の「エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の“余命半年”論」というタイトルの著書を紹介しました。
倉田さんは前夫との間に長男をもうけた後、2009年9月に叶井氏と結婚し、同年11月に第2子となる女児を出産しました。叶井氏はラジオ局勤務を経てアルバトロス・フィルムに入社し、2001年にフランス映画「アメリ」を買い付けて大ヒットさせるなど、宣伝プロデューサーとしても活躍しています。
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