「本当に早すぎる」芸能界からも悲しみの声 歌手・谷村新司さん(74)が死去…腸炎手術受け治療に専念も復帰叶わず

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シンガーソングライターの谷村新司さんが、74歳で亡くなったことが報じられました。彼は腸炎の手術を受けて療養していたが、10月8日に亡くなったそうです。

歌手の谷村新司さん亡くなる

谷村新司さんの公式SNSによると、彼は今年3月に腸炎の手術を受け、その後も療養を続けていましたが、残念なことに10月8日に息を引き取ったとのことです。本人も回復に向けて頑張っていたため、とても悲しいです。

谷村新司さんは、1971年に矢沢透さんと堀内孝雄さんと共に「アリス」を結成しました。彼らの深みのあるハーモニーは人気を博し、「今はもうだれも」「冬の稲妻」など多くのヒット曲を世に送り出しました。

その中でも「チャンピオン」は、ボクシングをテーマにした歌詞と谷村さんの力強い歌声がマッチし、大ヒットとなりました。

アリスは1981年に突如活動休止を発表しましたが、谷村さんはその後もソロのシンガーソングライターとして活躍しました。特に代表曲となったのが「昴」です。

「本当に早すぎます」芸能界・ファンから悲しみの声

谷村さんは「チンペイ」という愛称で親しまれ、パワフルな歌声だけでなく軽妙なトークでも人気でした。突然の訃報に、芸能界やファンからも悲しみの声が上がっています。

作詞家で音楽評論家の湯川れい子さんは、16日のイベントで谷村さんとの思い出を語りました。「去年のクリスマスのディナーショーが最後でした。昴は永遠に残る名曲だと思います。本当に早すぎます。毎年ステージを聞かせていただいて、永遠に存在すると勝手に思っていたので、本当に残念です」とコメントしています。

また、谷村さんと名曲「サライ」をテレビ番組の企画で作った歌手の加山雄三さんも自身のホームページで悼みの言葉を述べています。「一緒にいる時は本当にいつも楽しかったよ。その兄想いの弟が先に逝ってしまった。今、気持ちをまとめてくれと言われても、彼に伝えたいことはたくさんあって、言い切れないよ。一言だけ彼に伝えるなら、やっぱり「ありがとう」。とても悲しいです」と綴られています。

また、ファンからも悲しみの声が寄せられています。

70代の男性は、「昴」と「サライ」の力強い歌が好きで、元気をもらえたと語っています。60代の女性は、「冬の稲妻」といった心に響くような歌が好きで、谷村さんにはまだまだ生きて歌ってほしかったと述べています。

アリスは2009年に28年ぶりに復活し、全国ツアーを開催しました。谷村さんはその中で「こうやってみんなと一期一会の瞬間を過ごせて最高ですね」と語っていました。

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