ガザの病院爆発、イスラエルはイスラム聖戦のロケット弾が落下したと主張

17日夜にガザ地区のアル･アハリ病院で爆発が発生しました。ハマス側は「イスラエル軍が空爆した」と非難していますが、イスラエル側は「イスラム聖戦のロケット弾が病院に落下したのが原因だ」と主張しています。この件に関するフェイクニュースがネット上で広まっているため、刺激的な主張には注意が必要です。

爆発に関連するフェイクニュースに注意

ガザ地区のアル･アハリ病院での爆発に関連するフェイクニュースがネット上で大量に出回っているため、真偽を見極める必要があります。このようなフェイクニュースに飛びつくのは控えましょう。

17日夜、ガザ地区のアル･アハリ病院で爆発が発生しました。AP通信によると、病院は多くの負傷者や避難民で溢れ返る中、大規模な爆発が起きたと報じられました。保健省によると、少なくとも500人の民間人が死亡したとのことです。建物は炎に包まれ、敷地内にはバラバラになった遺体が散乱していたそうです。

一方、ハマスはすぐに「アル･アハリ病院の爆発はイスラエル軍の空爆によるものだ」と非難しましたが、イスラエルは「イスラム聖戦のロケット弾が病院に落下したのが原因だ」と主張しています。イスラエル国防軍は「テロリストのロケット弾はアル･アハリ病院の上空を通過するコースで発射されていた」と発表し、監視カメラ映像も「大量のロケット弾が発射された直後に爆発が発生した」と記録されており、これはアルジャジーラが撮影した映像と一致しています。