日本出身の米警察官が一日署長に 家庭にとって働きやすい環境を

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米国のロサンゼルス空港警察署に勤務する永田有理さん(42)が、三重県警津署の一日署長に就任しました。永田さんは、東京都出身でありながら海外で活躍する日本人として注目されています。家庭と仕事を両立させる永田さんの姿勢について、座談会で語られたエピソードをご紹介します。

女性警察官の共感を呼ぶ永田さんの働きやすさの追求

東京から渡米し、シングルマザーとして活躍する決意

18歳の時に渡米した永田さんは、大学在学中に妊娠がわかり、結婚をするも30歳で離婚。2人の子供を育てるシングルマザーとして、自分に合った職業を探していました。永田さんは、「誰かの役に立ちたい」という思いから、警察官になる決意をしました。

家庭と仕事の両立を信じて挑む日々

永田さんは米国籍を取得し、34歳で警察学校に入校しました。現在はロサンゼルス空港警察署で勤務しており、銃社会の米国で日々危険な業務に携わっています。永田さんは男性警察官と同じく、銃弾を60~70発常備し、スタンガンも携帯しています。そんな厳しい状況の中でも、永田さんは「仕事と子育ての両立は絶対にできる」と確信しています。

家庭にとって働きやすい環境づくりの重要性

座談会で行われた会話の中で、永田さんは「各家庭にとって働きやすい環境をつくることが大切だ」と強調しました。家庭と仕事を両立させるためには、労働環境の整備や家族のサポートが欠かせないと語りました。永田さんの言葉には、多くの女性警察官たちが共感し、自身の働きやすさを追求する意欲が高まりました。

日本ニュース24時間では、日本人が世界で活躍する様々なエピソードをお届けしています。永田有理さんのような勇気ある挑戦が、多くの人々に勇気を与えることを願っています。

Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/91e8db45a67a2bf5e6aa67622d34eeeb09367ff7