第199臨時国会は5日、衆参両院の本会議で閉会中審査の手続きを行い閉会した。重度の身体障害を抱え、先の参院選で初当選した「れいわ新選組」の木村英子、舩後(ふなご)靖彦両参院議員の議員活動に関し、参院本会議場が改修されるなどバリアフリー化が進んだ。
5日は会期末の手続きのため、舩後氏らは所属する文教科学、国土交通両委員会などに出席した。
木村氏は、就労中は介助費の公的補助を受けられない重度訪問介護に関し、政府に早急な見直しを求める質問主意書を参院に提出した。難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後氏は声を出せないため、秋の臨時国会までに質問できる環境を整備することなどが課題となりそうだ。