南シナ海で中国船とフィリピン船が衝突し、非難合戦が繰り広げられました。
南シナ海での衝突
フィリピン船と中国船が、南シナ海で衝突したと報じられました。この地域では、両国が領有権を争っており、衝突は避けられなかったようです。
フィリピンの非難声明
フィリピン当局は、中国海警局の船がフィリピン船に「危険な妨害行為」を行ったために衝突が発生したと非難しました。フィリピン船はスプラトリー（南沙）諸島のアユンギン（セカンド・トーマス、仁愛とも呼ばれる）礁に駐留する部隊の補給物資を運んでいたようです。
西フィリピン海（南シナ海）タスクフォースは声明の中で、中国の行為を「挑発的、無責任、違法」と形容し、フィリピン船の乗員の安全が脅かされたと強調しました。
中国の反論声明
一方、中国海警局はフィリピンが国際海洋法に違反し、中国船の航行の安全を脅かしたとして非難しました。中国側はフィリピン船が南沙諸島の仁愛礁の領海に侵入したため、中国海警局が「法に従って」針路を遮った結果、「軽い衝突」が起きたと主張しています。また、2度目の衝突では、フィリピン沿岸警備隊の船が中国の漁船と衝突したが、フィリピン船が「故意に挑発行為を行って反転した」ためと述べています。
まとめ
22日に起きた衝突では負傷者は報告されていませんが、南シナ海の領有権問題は継続しており、今後の展開に注目が集まります。
Source link: 日本ニュース24時間
