ロシア南部ダゲスタン共和国　イスラエルに抗議する群衆が空港の滑走路に侵入　ロシア航空当局　空港閉鎖を発表

日本ニュース24時間

イスラエルに対するロシア南部ダゲスタン共和国の群衆の抗議が激化し、空港の滑走路に侵入したため、ロシア航空当局が空港を閉鎖しました。

イスラム教徒の多い地域での抗議

29日、ダゲスタン共和国のマハチカラで、イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの地上作戦を拡大したことへの抗議活動が起きました。イスラム教徒の多いこの地域では、イスラエルに対する憤りが高まっていました。

数多くの抗議参加者が空港に押し寄せました。一部の人々はターミナルや滑走路に侵入し、警察や治安当局ともみ合いになりました。この時、ちょうどイスラエルからの便が到着したばかりだったと報告されています。

独立系メディアによると、少なくとも5人が負傷したとされています。この抗議活動は大変な騒ぎになりました。

ロシア航空当局は、この混乱を受けて空港を閉鎖し、航空機の受け入れを停止することを発表しました。一方、イスラエルはロシア当局に対し、国内にいるイスラエル人やユダヤ人の保護を要請したとの報道もあります。

このような状況が生じた背景には、パレスチナ問題に対する世界的な関心が高まっていることがあります。イスラエルとパレスチナの間の緊張が続く中、ロシア南部ダゲスタン共和国での抗議活動は、その一例として注目されています。

※この記事の元の情報はTBSテレビでご確認いただけます。