原田知世、50代の表現者としての目標に向けたトレーニングを重ねる

原田知世さんは、俳優としても歌手としても活躍する才能あふれるアーティストです。最新アルバム『恋愛小説4~音楽飛行』がリリースされました。このアルバムでは、世界中で愛される名曲をカバーし、透明感のある歌声で表現しています。

大切にしたい「しなやかで芯のある歌声」

原田知世さんの魅力の一つは、その「しなやかで芯のある歌声」です。彼女が大好きな洋楽カバーアルバムをリリースしました。このアルバムには、カーペンターズの『遥かなる影(Close To You)』やビリー・ジョエルの『シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン』など、誰もが知っている国内外の有名曲が収録されています。

原田知世さんは昨年でデビュー40周年を迎えました。俳優と歌手の両方をバランス良くこなしてきましたが、近況と故高橋幸宏さんへの思いについても語っています。

「40周年ライブで、みなさんからたくさんの愛情をいただき、幸せな日だったんです。でも、年が明けると高橋幸宏さんの訃報が届きました。まだ現実感がわかないですが、彼は本当に素晴らしい方でした。彼の存在は私にとってとても大切であり、彼との思い出はたくさんあります。彼との最後の会話は『いい音楽を残そうね。pupaをまたやろうね』でした。もっと一緒に話したかったです」

原田知世さんは悲しみを乗り越え、自身の「ライフワーク」と言える『恋愛小説』シリーズの制作に取り組んでいます。このシリーズでは、ラブソングの主人公を彼女の響きのある歌声で演じるという新たな表現に挑戦しています。

「40周年記念を迎えた後、ボイストレーニングの成果も出てきたし、もっと歌いたいという気持ちが湧いてきたんです。そんな時、レコード会社のディレクターから『次は洋楽のカバーをやりませんか』と提案されました。洋楽が大好きな私にとって、これはうれしい誘いでした。プロデューサーとディレクターと一緒に60年代や70年代の名曲を選曲しました」

原田知世さんは子どもの頃から洋楽を聴くことが好きでした。洋楽の魅力について尋ねると、彼女はこう答えています。

「子どもの頃、英語が分からなくても、洋楽のメロディーを楽しむことができました。ラジオから流れてくる洋楽ヒット曲を聴きながら、『こんなことを歌っているのかな?』と想像して楽しんでいた人も多いはずです。私もその1人です。このカバーシリーズでは、聴いてくださった人がいろんな想像をできるように、楽曲の世界観を大切に歌っています」

原田知世さんは、50代の表現者として、しなやかな歌声と深みのある演技でさらなる成長を遂げることを目指しています。

【写真】原田知世のインタビューカット

もっと詳しく読むには、こちらをご覧ください。

(参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/87177170032942deb5e3341da71b3383c119379b