新たな問題が浮上しています。参院予算委員会において、沖縄県の尖閣諸島周辺海域に中国当局が設置したブイの扱いについて議論が行われました。中国のブイがどのように取り扱われるべきかについて、日本維新の会の東徹氏は独自の意見を述べましたが、上川陽子外相は慎重な姿勢を見せています。
中国のブイは尖閣の北西約80キロに位置しています。これは日本の排他的経済水域（EEZ）内に位置していますが、中国は尖閣の領有権を主張しており、自国の権利が及ぶ海域と考えています。東徹氏は「中国が要求に応じない場合、日本独自で撤去すべきだ」と主張しています。
一方、上川氏は「国連海洋法条約には明確な規定が存在しないため、具体的な状況に応じて検討する必要があり、一概に答えることは困難だ」と述べました。
この問題に関してはまだ解決策が見えていませんが、双方が議論を重ねることで、解決への道筋が見つかることを期待したいと思います。
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