「臭いですぐ分かった」葬儀場だった建物で棺から2人の遺体 知っていた経営者と現場に運んだ業者の主張とは

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写真:「やすらぎ葬祭」の掲示板

岡崎市の国道沿いにある、見捨てられた葬儀場。その建物から衝撃の発見がありました。11月1日、警察官が通報を受け、建物内の棺から2人の遺体が見つかったのです。

葬儀場の経営者と遺体を運んだ業者の主張

岡崎市の中心部から近い国道沿いに位置するこの葬儀場は、1年半ほど前に営業を終えたようです。近隣住民によると、建物は手入れされることなく放置され、営業している様子はまったく見られなかったとのことです。しかし、なぜこのような廃墟となった葬儀場に、腐乱している遺体が遺されていたのでしょうか。

葬儀場の経営者によると、彼は10月30日にこの現場を訪れていたと話します。建物内で棺が見つかった時、すぐに遺体が入っていることを悟ったと説明します。また、経営者は警察に通報しなかったことを明かしました。なぜなら、彼がこの建物には遺体が預けられていることを知っており、遺体は身元不明であるため、しばらく預かっていたのだと主張しています。

一般的には、身元不明の遺体は市町村から葬儀会社に預けられますが、葬儀会社で収容できない場合などは、遺体を運ぶ業者が預かることもあるとのことです。

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写真:元葬儀場の様子

この事件の真相や関係者の動機についてはまだ明らかにされていませんが、この葬儀場の経営者がなぜ通報しなかったのか、そしてなぜ遺体がこの場所に遺棄されたのか、今後の調査で明らかになることでしょう。

この記事の出典:日本ニュース24時間

Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/4c01b577a1026678ccc826628180ad6f4c8d1ce6