「異常事態」群馬テレビ問題で山本知事が事情聴取

山本一太知事

群馬県のテレビ局である群馬テレビの労働組合が、社長の武井和夫氏の不当な人事や業務指示について、救済を申し立てた問題で、山本一太知事が事情を聴取したことが明らかになりました。

問題の詳細

群馬テレビの労働組合は、社長の武井氏が業務実態を無視した人事異動を頻繁に行い、現場に混乱を招いたと主張しています。さらに、番組制作の請負企業やフリーランスとの契約を一方的に停止し、報道機関としての責任を放棄したとも訴えています。

組合は、県庁を訪れて説明を行いました。組合は、社長の方針により現場が混乱しており、テレビ局としてのノウハウが失われ、会社が存続の危機に瀕していると述べました。

山本知事のコメント

山本知事は、群馬テレビが県民に対して県政情報や緊急災害情報を発信する重要な存在と位置付けました。しかしながら、「健全な経営と役割を果たしていただきたいが、この点は疑問だ」とコメントしました。また、武井社長が「取材に行く必要はない」と発言したことについて、「懸念する声が出ている」と指摘し、株主総会や取締役会の場で解決を図る考えを示唆しました。

まとめ

山本知事が群馬テレビの労働組合と社長双方から事情を聴取した問題で、異常な状況が明らかになりました。群馬テレビは県民への情報発信を担う重要な存在であり、健全な経営が求められます。今後の株主総会や取締役会で問題解決を図る必要があります。

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