「社会評議会」メンバーとの会合で語るロシアのプーチン大統領＝3日、モスクワ（タス＝共同）
ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ南部ヘルソン州出身のバシューク・ロシア上院議員は、ロシア側の実効支配下にある同州中部の集落チャプリンカで、ウクライナ軍のミサイル攻撃により、7人が死亡し、9人が負傷したことを明らかにしました。標的になった建物には年金基金などが入居していました。
バシューク氏は通信アプリの投稿で、軍事活動とは無関係の建物が攻撃されたと指摘しました。「ウクライナ軍が民間インフラを攻撃するのは初めてではない」とも非難しました。
ヘルソン州ロシア側行政府のサリド知事は、米国製ミサイル6発がチャプリンカに撃ち込まれ、防空システムで破壊されなかった2発が命中したと説明しています。
この事件は、ウクライナ紛争の中で起きたものであり、その影響はヘルソン州にも及んでいます。ロシアによる一方的な併合宣言により、ウクライナの安全保障状況はますます悪化しています。
このような攻撃は、国際社会からの非難を浴びるべきものであり、民間人を巻き込んだ被害は許されません。ウクライナとロシアの間での対話と交渉が求められます。
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