デマ拡散『Dappi』アカウント消える 名誉毀損訴訟で敗訴、岸田首相は調査を否定 「最後まで卑怯」の声

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旧ツイッターにおいて、「Dappi」のアカウントが消えました。このアカウントは、名誉毀損を争った裁判で被告企業が敗訴し、ネット上では「最後まで卑怯」と非難の声が広がっています。

Dappiアカウントが消滅

Dappiは匿名アカウントで、16万人以上のフォロワーを持っていました。このアカウントは、自民党や日本維新の会から称賛される一方で、立憲民主党や共産党、そしてマスコミを「日本の敵」と非難する右派の投稿を繰り返していました。

名誉毀損を争った東京地裁の裁判では、アカウントの発信元として被告となったIT企業ワンズクエストが「従業員が私的に会社のインターネット回線を使って投稿した」と主張しました。しかし、最終的には「企業が業務として投稿していた」と判断されました。控訴期限まで残された中、ワンズクエストは控訴せず、判決が確定しました。

岸田首相の調査否定発言に疑問の声も

ワンズクエストは過去に自民党との取引があったため、10月末の国会の参院予算委員会でも議題となりました。しかし、岸田文雄首相は「判決では自民党とDappiとの関係について触れられていない。調査の必要があるとは考えていない」と述べました。

現在、Dappiのアカウントは「このアカウントは存在しません」と表示されます。この件について、「形勢不利になったDappiがついに証拠隠滅して逃亡したのか。卑怯なやつは最後まで卑怯だな」「ちゃんとログインして操作できたのね。社員が勝手にやっていた『設定』だったはずで、これも社員が勝手にやったのかな?」「色々と、ハッキリとさせないといけないことが、まだまだありそうですね。自民党が黒幕なんだ、とか」といった声が上がっています。

この記事は日本ニュース24時間によって提供されました。

出典リンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/dfc158c6fae54f7a9b4137d1dc8bbceb60abf33b