竹中平蔵氏:「日本が良い感じになった」胸張る「失われた30年」否定

竹中平蔵氏(2014年11月撮影)

元経済政策担当大臣の竹中平蔵慶大名誉教授が、読売テレビ「そこまで言って委員会」に出演しました。竹中氏は、自身が大臣を務めていた時期は「日本が良い感じになっていた」と自信を持って語りました。

竹中氏が否定する「失われた30年」

番組で司会の黒木千晶アナウンサーが「日本の失われた30年と言われるが、岸田さんの政策で変わるんですか?」と訪ねると、竹中氏は「もっとひどくなるでしょうね」と断言しました。

竹中氏は続けて「そもそも『失われた30年』という言い方が間違っている」と指摘しました。「『まだらな30年』で、すごくよくなって、ある時期は日本の方がアメリカよりも成長率が高くて、株価の成長率が高い時期もあるし、まったくダメだった時期もある」と述べました。

日本が良い感じになった時期

作家の竹田恒泰氏は、「竹中さんが大臣をなさっていた時期に、日本は良い感じになっていたと、そういうこと?」と尋ねると、竹中氏は何度もうなずきながら「うん、そういうこと」と答えました。スタジオでは、笑いが起こりました。

竹中氏は、2001年の第1次小泉純一郎内閣で経済政策担当相に就任しました。その後、郵政民営化担当相や総務相などを歴任しました。

日本が「まだらな30年」を経て良い感じになってきたという竹中平蔵氏の発言には、多くの人々が関心を持っています。これからの日本の経済政策に関しても、多くの議論が生まれることでしょう。

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