道頓堀─外国人観光客も騒然!異様な光景を一目見よ─阪神Vなら1,300人、オリックスなら100人─グリコの看板消灯&DJポリス待機

道頓堀

大阪では、阪神のリーグ優勝時と同じくらいの緊張感で、道頓堀ダイブなどの混乱を防ぐために厳重な警戒が行われました。機動隊やDJポリスを含む1300人が道頓堀を中心に動員されました。イルミネーションが輝き、すでにクリスマスムード漂う御堂筋には警察車両が数百メートルにわたり並ぶ異様な光景が広がりました。

異様な光景─グリコの看板が見える戎橋

道頓堀名物のグリコの看板が見える戎橋では、1985年の阪神日本一の時に阪神ファンが次々と飛び込んだことでも知られています。4日の第6戦と同様に、約80人の警官が配置されました。そのうち約半数が制服姿で、橋の両側にびっしりと並び、試合開始の午後6時半ごろから拡声器で「危険ですから立ち止まらないでお願いします」「左側通行でお願いします」と呼びかけました。戎橋から川沿いの遊歩道に降りるスロープは両端とも封鎖され、道頓堀ダイブを防止するためあらゆる手段が取られました。

4日よりも10分ほど午後6時を過ぎると、戎橋が見えないように、御堂筋側の道頓堀橋がブルーシートで覆われ、外国人観光客も不思議そうに見入っていました。その中には、「なんで警察がいるの?」と驚くオランダ人の母親と息子の姿もありました。阪神ファンが昔、道頓堀川に飛び込んで死亡した悲劇から、同様の事故や混乱を避けるため、警察が警戒していることを伝えると、「なるほど」とようやく納得した様子でした。「サポーター同士がケンカすることもあるんでしょ?オランダでも同じようなトラブルがあるから、警察が出動して警戒するんだよ」と興味津々で返答しました。笑顔を見せながら、「ホテルに帰って試合を見ようかな」と話していました。

道頓堀では、万が一の飛び込みに備えて、リーグ優勝時と同じく水位が上げられています。DJポリスは戎橋を含む全体で5か所に配置されています。警備担当者によると、阪神が優勝した場合は、試合後も1300人の警備体制が続き、オリックスの場合は南署の管轄に移り、「段階的に」100人に縮小する予定だと説明しました。

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道頓堀 外国人観光客も何事?!異様目張りを見物 阪神Vなら1300人、オリなら100人 グリコ消灯&DJポリス待機

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