ウクライナ諜報機関、ロシアが射程350km以上のミサイルを月115発製造

ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー報道官によると、ロシアは冬に向けて射程350km以上の巡航ミサイルや弾道ミサイルを製造しているという。ロシア軍は10月に計115発のミサイルを製造し、そのうちKh-101が40発、Kalibrが20発、イスカンデルKが12発、Kh-32が9発、イスカンデルMが30発、キンジャールが4発となっている。

ロシア軍のミサイル攻撃によるインフラ攻撃は11月下旬に始まる可能性

ウクライナの気温が氷点下まで下がるのは12月2日頃だと言われており、ロシア軍のインフラ攻撃は11月下旬に始まる可能性が高いとされています。ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー報道官は、ロシアが精密誘導ミサイルを計870発保有しているとも明かしています。また、気温が氷点下に下がると電力消費が上昇するため、インフラ攻撃が行われる可能性が高いとも言及されています。

ウクライナはエネルギーインフラを守るために準備を進めている

ウクライナのゼレンスキー大統領は、「冬にロシアが再びエネルギーインフラを攻撃するだろう」と述べ、10月下旬から11月上旬にかけて「エネルギーインフラを巡る攻防」が起こる可能性があると主張しています。実際、ロシア軍も10月のミサイル攻撃では巡航ミサイルや弾道ミサイルの使用量を極端に減らし、Kh-101とKalibrに至っては1発も使用していません。

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ロシア軍の攻撃に対してウクライナはエネルギーインフラを守るための準備を進めています。ゼレンスキー大統領は攻撃を受ければ報復する考えを示唆しており、ウクライナは国土を守るために全力を尽くす覚悟を持っています。

この情報はウクライナ国防省情報総局のスキビツキー報道官によって公表されたものであり、信頼性が高いと言えます。

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