韓国人の胃がんリスク:身体活動不足が最も深刻

韓国の胃がん

日本ニュース24時間の最新ニュース!韓国人を苦しめ続けてきた深刻な病気があります。それは胃がんです。韓国の胃がん発症率は世界一で、米国の10倍にも及ぶレベルです。では、韓国人が特に胃がんにかかりやすい理由は何でしょうか。最新の研究結果によれば、最も大きな要因は「身体活動不足」なのです。

身体活動不足がリスク要因のトップ

国立がんセンター国際がん大学院大学のチェ・グィソン教授のチームが行った調査によると、胃がんを引き起こす生活習慣の中で、韓国人にとって最も大きなリスク要因は「身体活動不足」でした。世界保健機関(WHO)は「1週間に最低75分間、中強度以上の身体活動をしない場合」と定義していますが、調査対象者のうちなんと61.5%がこの基準を満たしていなかったのです。

この結果は、男女別に見ても同様でした。ただし、2位は男性の喫煙率(52.2%)と女性の塩分の過剰摂取(28.5%)でした。さらに、多くの人が複数のリスク要因を抱えていることも分かりました。男性では喫煙・身体活動不足(13.6%)や喫煙・身体活動不足・塩分の過剰摂取(6.5%)が最も多く、女性では身体活動不足・塩分の過剰摂取(12.1%)や身体活動不足・肥満(8.1%)が最も多かったのです。

検診の受診率が低い問題も指摘

このようなリスク要因が多い人ほど、胃カメラなどの検診を受けない傾向があります。研究チームは、リスク要因が三つ以上ある男性を一つもない男性と比較すると、検診を受ける確率が65%も低いと推計しています。女性の場合は68%でした。

チェ教授は「よくない生活習慣を持つ人たちは、自分自身にあまり気を使わなかったり、がん検診プログラムにもあまり参加しない傾向があります。発症率を低下させ、早期診断のための治療率を上げるには、個人が警戒心をもって検診に積極的に参加しなければなりません」と話しています。

韓国人の胃がんリスクの最大の要因は「身体活動不足」であることが明らかになりました。健康のためには、定期的な運動やバランスの取れた食事が重要です。ぜひ、自分自身の健康を守るためにも、検診に積極的に参加しましょう!

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