虎党、待ちに待った瞬間を迎えた!大阪市の水道使用量が通常より20%減少

多くのファンが詰めかけた甲子園球場。阪神が38年ぶりの日本一を決めた日本シリーズ第7戦の平均世帯視聴率が関西地区で驚異の38.1%(ビデオリサーチ調べ)を記録しました。視聴率だけでなく、水道使用量のデータもその盛り上がりを物語っています。

大阪市の水道使用量が20.3%減少

大阪市水道局配水課によると、阪神が優勝を決めた5日午後9時44分に、市内の水道使用量は毎時5万3004立方メートルでした。これは阪神戦がなかった10月22日の同時間の6万6533立方メートルに比べて20.3%減少しています。市内の多くのファンがトイレや風呂、食器洗いなどを我慢して試合を見守ったとみられ、水道局の担当者は「ファンが待ちに待った“アレのアレ”を見るためにトイレを我慢していたのではないでしょうか」と指摘しています。

ファンの応援の姿勢

大阪市以外でも、東京・新橋のスポーツバー「TIGER STADIUM」では、ファンが席を離れることなく試合の結末まで見守りました。特に9回裏の14分間は、店内の興奮が最高潮に達しました。興奮が収まった後には、複数の人々が我慢していたトイレに駆け込む様子が印象的でした。

試合前と試合中の水道使用量の変化

試合の30分前の午後6時には、使用量が約6万1801立方メートルと増加していました。これは10月22日の約5万9903立方メートルと比べて増えています。水道局の担当者は、「多くの世帯が試合前にお風呂などを済ませたために(使用量が)増えたのではないでしょうか」と推測しています。試合が始まると、徐々に3~5%減少していきました。

試合の展開と水道使用量の関係

試合中、差が大きく開いたのは5回の森下、大山、ノイジーの3者連続適時打の時でした。森下が適時打を放った午後8時5分には約6万1802立方メートルとなり、10月22日の約6万9230立方メートルに比べて約11%減少しました。また、試合終了直前の午後9時41分には、最も少ない約5万1296立方メートルとなり、減少率は22.2%でした。試合終了後、使用量は急速に増え始めました。

ファンの我慢が実を結んだ瞬間

38年間の栄光の裏には、ファンの我慢もあったようです。阪神の日本一を待ち続けた虎党の応援の姿勢は、水道使用量のデータとして表れました。

日本ニュース24時間を参照してください。

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画像の出典:中辻 颯太さんによる撮影

ソースリンク:日本ニュース24時間