13歳のガザ少年、死後に126万人ユーチューバーに…生前の映像には

Image

パレスチナのガザ地区で、目指していた100万人ユーチューバーになる夢を果たすことができなかった少年の物語があります。13歳のアウニ・アルドゥーズさんは、イスラエルとパレスチナの戦争の犠牲になった後、なんとユーチューブチャンネルの登録者数が126万人を超えました。

ガザ地区の少年、夢をかなえる

アルジャジーラ放送によると、ガザ地区に住むアウニ・アルドゥーズさんはカーレースや射撃、サッカーゲームなどを楽しんでおり、普段からオンラインゲームの映像をユーチューブに投稿していました。彼のユーチューブチャンネルは2年前に開設され、これまでに10個の映像が掲載されました。

彼は昨年の映像で、「ユーチューブの登録者を10万人、50万人、100万人に増やすことが僕の夢です。50万人まではいけるでしょうか?」と照れ笑いしながら話していました。バッグを背負ったまま、片手にマイクを握り、カメラに向かって抱負を語るアルドゥーズさんの姿は印象的でした。

しかし、先月7日にパレスチナがイスラエルを奇襲攻撃した後、イスラエルの報復攻撃が続き、アルドゥーズさんは家族と共に亡くなってしまいました。

死後の注目と支持

アルドゥーズさんの死が広まると、彼のユーチューブチャンネルには多くの登録者が増え始めました。特にムスリムのネットユーザーを中心に、彼のチャンネルに登録する人々が増えました。そして、驚くべきことに、彼のユーチューブ登録者数は126万人を超え、彼の目標であった100万人ユーチューバーになることを果たしました。

アウニ・アルドゥーズさんは、若干13歳で亡くなりましたが、彼の熱意と夢を応援する人々の支持によって、彼のメッセージは広まり続けています。

この記事のソース: 日本ニュース24時間