ランニング中に骨折!市が命じた賠償金に不服、歩道管理する市が控訴

運動は健康のためにとても大切ですが、時には思わぬ事故が起こることもあります。今回は、福岡県那珂川市が管理する歩道でランニング中にこけて骨折した男性が、市に約1650万円の損害賠償を求めた訴訟についてお伝えします。福岡地裁は市に約280万円の支払いを命じた判決を下しましたが、市はこの判決に不服として福岡高裁に控訴したそうです。

事故の経緯

2020年、男性は市内の下り坂をランニング中、こけて転倒し、肋骨を折るなどのけがをしました。判決では、市が事前の対策を行うことができた可能性がありながらも、男性が転倒を避けることもできたと判断し、男性側の過失を4割と評価しました。

福岡県那珂川市のコメント

福岡県那珂川市は、控訴について「判決に承服できないため、控訴をしました」とコメントしました。市は、安全管理を怠ったと訴えられたことに対して、反論の意思を示しています。

この件については、福岡高裁で争われることになります。その結果次第で、損害賠償金の額は変わってくることでしょう。

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まとめ

ランニング中に思わぬけがをするという話は、実はよく聞く話です。運動中の事故は、予測できないものが多く、誰にでも起こりうるものです。

しかし、この訴訟のように、事前の安全対策ができたにもかかわらず怠ったとされる場合、賠償金を求めることもあるようです。今後の判決に注目したいところです。

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