ハンガリーのオルバン首相は、ウクライナのEU加盟交渉開始に反対の姿勢を示しました。オルバン首相は、「ウクライナは準備ができていない」との考えをラジオで表明しました。この発言は、EU欧州委員会のウクライナへの加盟交渉開始勧告に対する反応として、欧米メディアによって報じられました。
準備未了と反対の理由
オルバン首相は、ウクライナの加盟交渉開始には全27加盟国の承認が必要であることを指摘しています。彼自身は、プーチン大統領との会談が行われたばかりで、ロシアに接近しているとされています。また、ハンガリーにはウクライナ出身のハンガリー系住民がおり、彼らの母国語使用権が侵害されていると主張し、加盟に反対しています。
スロバキアも軍事支援停止を表明
ハンガリーだけでなく、スロバキアもウクライナへの軍事支援停止を表明しています。スロバキアのフィツォ首相は、前月に就任したばかりでありながら、この決断を下しました。
このような国々の反対意見がEU加盟交渉にどのような影響を与えるかは、今後のEU首脳会議で決定されることとなります。
ソースリンク: 日本ニュース24時間