「富士山に大量の“どんぐり”!絶対やっちゃいけないこと」と専門家が警鐘

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最近、富士山で驚くべき光景が目撃されました。山岳愛好家たちが目を疑った光景とは、富士山のハイキングコースに大量のどんぐりが広がっていたことです。この場所にどんぐりが現れるなんて、まさに奇跡的な出来事です。

富士山人気コースに1000個以上のどんぐり

どんぐりが見つかったのは、富士山でも人気のハイキングコースです。このコースは美しい雲海が楽しめることで知られており、シーズンオフになっても多くの登山客が訪れます。そんなコースの入り口付近には、なんと1000個以上ものどんぐりが散りばめられていました。歩道にもどんぐりが転がっており、人々の足で土の中に埋まってしまっているのです。

この場所の標高は約2400メートルで、どんぐりの実をつけるブナの木は見当たりません。また、どんぐりはこの一角だけに落ちているようで、風などで運ばれてきたわけではなさそうです。

クマのためにどんぐりをまいた可能性

この謎のどんぐりについて、ベテランの登山客たちの間では「ある目的のために誰かがまいたのかもしれない」との噂が広まっています。最近、各地でクマの出没が報じられており、猛暑の影響で餌不足になったクマが人里に出てきて人身被害が発生しています。このどんぐりは、クマを保護する団体がエサとしてまいたのかもしれません。

登山ガイド歴15年の男性は、「クマをかわいそうに思ってまいたのかもしれないけど、これは絶対にやってはいけないことだよね。クマが人間に対する恐怖心をなくすと、人に襲いかかる可能性が高くなるから」と話していました。

専門家の警告

どんぐりが落ちていた場所の近くでは、2023年6月にクマの目撃情報があったことも明らかになっています。動物の生態に詳しい専門家は、「クマの食べ物をハイキングコースに置くことは避けるべきだ。クマは人間に対する警戒心を持たせることで、人に対して攻撃的になる可能性が高まる」と警鐘を鳴らしています。

一方、どんぐりの落ちていた遊歩道を管理する担当者は、「この場所が特別保護地区なのかどうかはわからない。もし特別保護地区だった場合、違反すると罰金や懲役の対象になる可能性がある」と話しています。今後は、利用者にルールやマナーについて周知するために取り組んでいく予定です。

この驚きのどんぐりの光景は、富士山の大自然を守るためにも、私たち一人一人が気をつける必要があることを示しています。

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