マカオ治安警察局は、路線バスの中で20代の女性の臀部に下半身を押し当てる痴漢行為を繰り返した30代のインドネシア人男性をセクシャルハラスメント罪で逮捕し、検察院に送致しました。
犯人の逮捕に至った経緯によると、被害者はマカオ半島南西部の海邊新街からタイパ島方面へ向かう路線バスを利用していました。男性は意図的に被害者の背後に立ち、十数回にわたって下半身を押し当てるという痴漢行為を繰り返しました。被害者はこのセクハラ被害に気付き、怖さを感じて目的地ではないバス停で下車し、友人と共に警察に通報しました。
警察は通報を受けてバス車内の防犯カメラ映像を確認しました。バス内は混雑しており、最初は2人が背中合わせで立っていましたが、男性はやがて被害者の存在に気づき、突然身体の向きを変えて被害者に近づいてきたのです。被害者が慌てて下車するまでの一部始終が映像に記録されていました。
警察は被疑者の身元を特定し、コタイ地区にて逮捕に成功しました。被疑者は警察の調査に対し、犯行を認めました。
このような痴漢行為は、被害者にとって非常に嫌な思いをさせるものです。マカオ治安警察局は厳正に事件を取り扱い、犯罪者には厳しい罰を与えることで、市民の安全を守るために取り組んでいます。
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