マフィンの「納豆みたいな匂い」が批判を浴びる!デザフェス出店者が謝罪と返金を行い、保健所が衛生指導を開始

東京のアートイベント「デザインフェスタ」で販売されていたマフィンが腐っている可能性があり、その出店者がSNS上で謝罪しました。この件につき、出店者は保健所からの指導を受けたと報告しています。

「気付かず販売してしまい申し訳ございません」

問題となっているのは「Honey×Honey xoxo」(東京都目黒区)が販売していたマフィンです。出店者は13日に公式X(旧ツイッター)とインスタグラムで以下のように投稿しました。

「皆様にお詫びとお願い。今回、販売致しておりました和栗(4件)とチョコチップ(1件)、スイートポテト(1件)のマフィン達が納豆みたいな匂いがするというご報告をいただきました。もし、納豆のような匂いがしたら食べずにすぐにLINEでご連絡をお願い致します」

その後、14日に再びXとインスタグラムで謝罪し、「このことを重く受け止め、2度とこのようなことがないよう営業を停止しようと思います」と発表しています。

出店者は、マフィンの製造や保存環境について以下のように説明しています。

「保管場所はクーラーをガンガンにかけて、18度以下を保っておりましたが、外気温が高かったため何個か傷んでしまった可能性がございます。室温に置いておくのが怖くて11日の夜はマフィン全部ビックサイトから引き上げて、当日の朝(11日と12日両日とも)お店で1個(ちょっとずつ)食べてから行ってたですが、気付かず販売してしまい申し訳ございません」「1人で製造をしておりますので、5日間ずっと製造しないと間に合わないため、製造し続けておりました」

この件につき、SNS上では保存方法に問題があるとして、批判の声が相次いでいます。

保健所が調査と衛生指導を開始

出店者は14日に保健所に報告し、立ち入り検査が行われると投稿しています。目黒区保健所は現在調査中であり、出店者に対して衛生指導を行っていると回答しています。また、出店者には商品の自主的な回収を依頼しています。

SNS上で指摘されている保存方法の問題については、「まだはっきりとはわかりませんが、SNSにあるように、何日か前から作ったものだということなので、(因果関係を)調べています」と述べました。

目黒区保健所によると、マフィンを食べたことが原因とみられる体調不良を訴える人からの問い合わせが1件あったとのことで、現在それについて調査中です。マフィンの購入者に対しては、もし腐っているような場合であれば食べずに連絡するよう呼びかけています。

デザインフェスタの運営は現在確認中とのことです。

記事原文リンク:日本ニュース24時間