マフィン食中毒 約3000個回収 厚労省公表、食品衛生法違反のおそれ フグ・毒キノコ並み最高危険度

アジア最大のアートイベント「デザインフェスタ」に出店した焼き菓子店のマフィンが、食べた人に体調不良を引き起こしたとして、厚生労働省がリコール対象として公表しました。

リコール対象のマフィン

東京・目黒区にある焼き菓子店「Honey×Honey xoxo」が販売したマフィンが、腹痛や異臭の問題を引き起こしました。公表によると、回収対象は「栗マフィン」を含む9種類のマフィンで、約3000個が販売されました。回収理由は、一部商品に糸を引く異常や納豆のような匂いがするとの申し出、または食べた後に体調不良があったという連絡が寄せられたためです。健康被害としては、腹痛、嘔吐、下痢の報告があり、危険性の程度はフグや毒キノコに匹敵する最高の危険度とされています。

リコールの対応

焼き菓子店は、自主回収報告制度に基づき、マフィンの回収と返金を行っています。回収方法については、店まで郵送で返品するよう呼び掛けられています。なお、郵送代金も含めた代金が返金されます。

出店イベントへの責任

イベント公式HPでは、デザインフェスタの主催者が出店者を審査し、食品衛生責任者の資格取得や生物賠償責任保険に加入していることを求めていることが明らかになりました。今回の食中毒事件についても、出店責任者の販売した飲食物を召し上がった方に対し謝罪し、早い回復を祈っています。

マフィンのリコールについて、詳細な情報は日本ニュース24時間で確認できます。

ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2110b61f737140ce0e06d81cfacf2f221d82be