元宝塚宙組トップ娘役・潤花、「相棒」で映像作品デビュー「夢かと思うほどうれしかった」

宝塚歌劇団の元トップ娘役である潤花さんが、人気ドラマ「相棒 season22」に出演することが明らかになりました。この作品は、警視庁特命係の杉下右京と亀山薫のコンビが再結成し、さまざまな事件を解決していく物語です。潤花さんは、かつて誘拐事件に巻き込まれた令嬢の役を演じます。

新たな挑戦、映像作品デビュー

潤花さんは、宝塚を退団して初めての映像作品に挑戦します。彼女は「長年愛され続けた国民的ドラマ『相棒』からのオファーを受けたときは、夢かと思うほどうれしかったです」と心境を明かしています。これまで舞台での演技に慣れていた彼女にとって、映像作品は新たな世界ですが、現場での雰囲気や共演者たちの温かさに刺激を受け、楽しく取り組むことができたそうです。

物語の舞台裏、令嬢役の魅力

潤花さんが演じるのは、誘拐事件のトラウマを持つ里紗という令嬢の役です。彼女は幼少期に誘拐被害に遭い、眠り姫誘拐事件として世間を騒がせました。その事件がきっかけで彼女は引きこもりがちになりますが、美しく成長した彼女が自身の婚約披露パーティーを前に姿を消してしまいます。その後、警視庁に挑戦状のような情報が届き、特命係の捜査によって名探偵として名を馳せるマーロウ矢木が登場するというストーリー展開です。

潤花さんは、彼女が単なる“お姫様”や“お嬢様”ではなく、苦しみを抱えながら強く生きる女性として描かれていると語っています。

共演者との素敵な時間

潤花さんは、共演者たちが作り出す温かな現場づくりに感謝の気持ちを述べています。彼らは質問をしてくれたり、普段の会話を交わしてくれたりして、彼女の緊張をほぐしてくれたそうです。特に寺脇康文さんのダジャレに水谷豊さんがツッコミを入れ、高橋克実さんも加わって笑いを提供してくれたことが彼女にとっては大きな力になったそうです。そのようなコミュニケーションの場が作られたおかげで、彼女はより一層役に没頭することができました。

「相棒 season22」の第6話は、潤花さん演じる令嬢役が登場する回です。彼女の演技に期待が高まります。

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