ジャニーズ事務所からの性被害を告発していた男性が先月亡くなっていたことが明らかになりました。彼は性被害のトラウマに加え、ネット上での誹謗中傷に苦しんでいたと言われています。
元ジャニーズ「当事者の会」男性の死
先月中旬、ジャニーズ性加害問題の当事者である40代の男性が大阪府箕面市の山中で発見され、その後、死亡が確認されました。自殺と考えられています。
男性の遺族によると、彼は性被害のトラウマや事務所の対応などを理由に挙げていました。そして、代理人を通じて以下のようにコメントしました。
遺族のコメント：
「彼は今年5月に旧ジャニーズ事務所に電話でジャニー喜多川からの性加害を訴えましたが、その後5か月以上も何の連絡もありませんでした。彼は放置され、焦燥感と悩みが深まっていました」
この件について、旧ジャニーズ事務所は…
旧ジャニーズ事務所のコメント：
「被害者への連絡は救済委員会に委ねられており、救済委員会から2回、心のケア窓口から2回、本人に折り返し連絡をしていると聞いています」
男性はネット上での誹謗中傷にも苦しんでいたようです。
遺族のコメント：
「彼は被害者が自ら対策を立てる必要がある状況について『事務所がやるべきことを、なぜ被害者だけが負担しなければならないのか』と話していました」
事務所側は誹謗中傷に対して…
旧ジャニーズ事務所のコメント：
「私たちは何度も被害者への誹謗中傷をしないようにお願いしましたが、このような事態になってしまい、言葉に表すことはできません。今後は法的な手続きを検討しています」
「当事者の会」男性が遺した手紙
亡くなる前、男性は家族以外にも相談していた人物がいました。
男性は数時間前に「彼女」と電話で話していました。
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