イスラエル国防軍(IDF)がガザシティのアルシファ病院の近くにある深さ55メートルのハマス地下トンネルを公開しました。このトンネルが、パレスチナのハマス武装組織の根拠地として使われていた証拠です。
ガザシティのアルシファ病院、ハマスの根拠地だった?
イスラエルは外国人人質移送の様子が入った防犯カメラの映像と、55メートルの地下トンネルの様子を公開しました。これらの証拠は、アルシファ病院がハマスの根拠地であることを示すものです。しかし、ハマスは映像の真偽を疑問視しています。一方、米国ホワイトハウスは人質釈放のための一時的交戦中止の交渉が進展していることを明らかにしました。
55メートル地下トンネルの構造
IDFはアルシファ病院の近くで見つかった地下トンネルの映像も公開しました。映像には、トンネルの入口から約3メートル下り、螺旋状の階段が現れます。その後、さらに約7メートル下がると、主要トンネルの入り口があります。このトンネルは約50メートルに及び、中には銃を撃てる穴の開いた扉もあります。IDFは、「このトンネルはテロ活動に利用されるために作られたもので、アルシファ病院がハマスのテロ活動に関与していた証拠」と主張していますが、ハマスはこれを否定しています。
交渉が進展
IDFは、証拠を示すためにアルシファ病院内外を捜索し、連日新しい証拠を公開してきました。しかし、大規模な武器庫や人質の証拠は見つかっていません。メディアは、公開された映像は以前のコンピュータシミュレーションとは異なると指摘しています。一方、ハマスの人質釈放の交渉は進展しており、米国ホワイトハウスもその進捗を確認しています。
イエメン反乱軍が日本海運会社の船舶を拿捕
一方、IDFはイラン支援を受けたイエメン反乱軍フーシ派が、紅海南部で日本海運会社の車両運搬用貨物船を拿捕したと発表しました。この船は、イスラエル海運財閥が保有する英国会社による所有で、現在は日本企業が借りています。この事件について、イスラエルはイランの関与を主張していますが、アルジャジーラによると、イスラエルが提示した証拠はないとのことです。
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