「近いうちに遺族の松永を殺す」池袋事故遺族からの被害届を受理 暴力行為処罰法違反容疑で捜査 警視庁

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TBS NEWS DIG Powered by JNN

「池袋暴走事故」の遺族、松永拓也さんに対する殺害予告の電話について、警視庁が被害届を受理したことがわかりました。

東京地裁は先月、2019年に東京・池袋で母子が死亡した事故で車を運転していた飯塚幸三受刑者(92)らに対して賠償を命じる判決を言い渡し、保険会社が賠償金を遺族の松永拓也さん(37)らに支払うことが確定しています。

判決の翌日、警視庁には匿名の男からの脅迫電話がありました。この男は暴力団員を名乗り、「年寄りから搾るだけ搾り取ろうとしている」「遺族の松永を殺す」といった内容を伝えました。しかし、警視庁は捜査関係者への取材の結果、今月16日に松永さんからの被害届を受理したことが判明しました。

警視庁は松永さんを脅迫したとして、暴力行為処罰法違反の容疑で捜査する方針です。松永さんは「誤った知識や憶測で犯罪被害者を苦しめるのはやめて欲しい」と話しています。

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