アルゼンチン次期大統領の「合理的な政策」に注目!〜高橋洋一が解説〜

アルゼンチンの次期大統領について、新たな展開があります。今回は、政策の合理性に注目した解説を、数量政策学者の高橋洋一さんが行いました。彼の見解を紹介しましょう。

岸田総理、アルゼンチン次期大統領に祝辞を送る

アルゼンチン大統領選の決選投票で勝利したハビエル・ミレイ氏に対し、岸田総理大臣が祝辞を送ったことが明らかになりました。岸田総理は「戦略的パートナーのアルゼンチンと、伝統的かつ良好な両国関係をさらに発展させるため、ともに取り組んでいきたい」と伝えました。

中央銀行の資産としてドルを持ち、それに見合った自国通貨を発行する ~自国通貨だが実質上、ドルと一緒

高橋洋一さんは、アルゼンチン次期大統領の中央銀行の政策に関して、興味深い視点を提案しています。彼によれば、中央銀行の廃止は珍しいことではなく、中央銀行が信頼できない場合には他国の通貨を使うことが一般的だと説明しています。

また、高橋さんは中央銀行のバランスシートについても言及しています。中央銀行の資産としては、国債ではなく米国のドル債を持ち、それに見合った形で自国通貨を発行することで、実質的にはドルと同じような効果が得られると述べています。

ドル化すれば為替とインフレは収まる

この政策により、為替の変動やインフレの問題も解決される可能性があるとのことです。ドルと実質的に紐付くことで、為替変動のリスクが減少し、インフレも抑えられると考えられています。

高橋洋一さんは、現在のインフレ問題についても言及しています。彼は、適切な対策を講じることで、インフレを修正できると示唆しています。また、中央銀行のバランスシートを使って、持っているドル債に応じてお札を発行することで、為替とインフレの問題を解決する方法が考えられると述べています。

このような合理的な政策が採用されることで、アルゼンチンの経済の混乱が改善される可能性があります。今後の展開に注目です。

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