フィンランドがロシアとの国境検問所を新たに3カ所閉鎖することを受け、ロシアのムルマンスク州が厳戒態勢を取っていることがわかりました。
ロシア側の警戒態勢
ムルマンスク州のチビス知事は23日、SNSでフィンランドとの国境を越えてNATO(北大西洋条約機構)加盟国に入国する外国人の数が急増する可能性があると発表し、厳戒態勢の導入を決めたことを明らかにしました。
サラ検問所は閉鎖が決まりましたが、約400人の外国人のうち許可されたのはわずか50人だといいます。
最北部のラヤヨーセッピ検問所への絞り込み
これにより、ムルマンスク州最北部のラヤヨーセッピ検問所が唯一の入出国口となることが予想されます。周辺地域では外国人の増加に対応するため、警備体制を強化するなどの措置が取られるでしょう。
中東などからの難民は自転車で国境を越えるケースも多いですが、ラヤヨーセッピ検問所は来週、マイナス20℃の予報となっています。
結論
フィンランドとロシアの国境閉鎖により、ムルマンスク州は難民の急増に警戒を強めています。厳戒態勢が取られる中、最北部のラヤヨーセッピ検問所が唯一の出入り口となります。関係各国の動向に注目が集まっています。
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