玉川徹氏、馳浩氏の機密費でIOC委員へ「贈答発言」問題に断…「東京五輪のベールを一枚はがすと、そこは汚れていた」

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テレビ朝日系の『羽鳥慎一モーニングショー』は、石川県の馳浩知事が内閣官房報償費(機密費)を使って東京五輪の招致活動に関与したと発言したことを報じました。

馳知事は17日の会合で講演し、東京五輪の招致活動において、105人の国際オリンピック委員会(IOC)委員に対して、機密費を使って一冊20万円のアルバムを贈ったと発言しました。しかし、後に「誤解を与えかねない不適切な発言であり、全面的に撤回する」と謝罪しました。

しかし、22日には馳知事の2013年4月1日付のブログ記事に「官邸へ。五輪招致本部の活動方針を報告し、ご理解いただく」「国際的なロビー活動」「ともだち作戦」「想い出アルバム作戦」などと記されていることが判明しました。馳知事は会見で「ブログに書いてあることは事実です」と認めました。

テレビ朝日の元社員である玉川徹氏は、五輪について選手たちの頑張りに感動する一方、この問題については「しかし、この東京五輪に関して言えば、過去にも買収の事件がありました。それから談合…五輪を食い物にして金を懐に入れようという話が過去にもありました。今度は五輪を呼んでくる際に金を使って買収していたのか?と思われるようなことがこうやって出てくる。東京五輪のベールを一枚はがすと、そこは汚れていた、というふうにどんどん見える状況が続いています」と指摘しました。

この問題は、東京五輪の信頼性に対する疑問を引き起こしています。東京五輪が清廉潔白な大会であることを示すためには、今後の透明性と公正さの確保が求められます。

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この記事のソースリンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/7c9376fc388808a2c7170c364cf76ceb81381daa