そんなに遠くの船体番号まで見えるとは…「無人機シーガーディアン」◆警戒監視の今(下)【自衛隊探訪記】

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シーガーディアン

【写真】シーガーディアンの操縦席

世界に先駆け、日本で飛行

 シーガーディアンは米国のジェネラル・アトミクス(GA)社が開発した。米国や英国はまだ導入を検討している段階で、同機を海洋監視に運用するのは日本だけだ。米軍などが保有する同じGA社の「MQ9Aリーパー」や米税関などが運用する「スカイガーディアン」と似ているが、関係者によると、監視に特化した同機は、より高度なセンサー類やカメラを積んでおり、探知性能は「高校生と大学生くらい違う」そうだ。

近未来的なオペレーションルーム

そんなに遠くの船体番号まで見えるとは…「無人機シーガーディアン」◆警戒監視の今(下)【自衛隊探訪記】

シーガーディアンが撮影した映像を確認する海自隊員

 許可を得て海自のオペレーションルームに入った。公開は初めてという。中には複数のモニターがセットになったパソコンがずらりと並び、席は、GA社の運用スタッフと、運用スタッフに動作をリクエストしたり、映像を確認したりする海自の2グループに分かれていた。壁には大型モニターが複数設置され、近未来的な雰囲気だ。

「富士山頂からふもとの車番が見える」

 映像は非常に鮮明で、船の識別番号や船籍の文字もはっきり読めた。どのくらいの距離から撮影しているのか聞いて、絶句した。「だいたい15海里くらいですね」。1海里は1852メートル。およそ27.7キロメートルも先だ。

 GA社の触れ込みは「富士山頂からふもとの車のナンバーが読み取れる」というもの。実際のところ、どうなのか。海自の担当者に聞くと、性能確認中で詳しくは言えないとしつつ、「少なくとも車種は分かりますね」と答えた。

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