「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に際し、先の大戦で亡くなった方々をはじめ、祖国のために殉じた全ての戦没者に対し哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
終戦から74年がたちました。元号も昭和から平成、そして今年、令和へと変わり、戦争の記憶も薄れつつあります。しかしながら、現在、私たちが享受する平和と繁栄が、先人たちの尊い犠牲の上に成り立っていることを片時も忘れてはなりません。戦争の悲惨さと、それ故の平和の尊さを後世に伝えてゆくことは私たちの責務でもあります。
昨今、世界情勢を概観すると、北朝鮮や南シナ海、ホルムズ海峡などで国際緊張が見られます。私たち日本維新の会は、民主主義、自由主義、人権、法の支配などの価値観を共有する国々と力を合わせ、国際緊張を緩和し平和を実現するために全力を傾注してまいります。
併せて、憲法9条の在り方につきましても、引き続き国民の声に真摯(しんし)に耳を傾け、慎重に検討してまいります。(松井一郎代表談話)