カップ麺のCMめぐり炎上、新藤加菜議員が根拠の乏しい投稿を認める

新藤加菜港区議(30)が東京都港区のカップ麺のCM動画に対して「密入国者をCMに使う企業」とコメントし、炎上した件について、新藤議員は反論を投稿しました。しかし、「密入国の証明なんて出せるわけない」と述べ、自身の投稿が根拠に乏しいものだったことを認めました。

新藤加菜議員の投稿に疑問と批判が殺到

新藤加菜議員は、人気カップ麺の公式アカウントが投稿したCM動画に対し「密入国者をCMに使う企業は許されて、トランスジェンダーの問題を指摘した本は出版停止に追い込まれる世の中、ホントに嫌だ。キモすぎ」と投稿しました。このCM動画には、韓国出身の女性タレントが出演していました。

この投稿に対して、「密入国者って誰のこと?それは事実なの?」「公人ならば『密入国者』というご自身の発言について根拠を示すべきですね」「もう議員辞職以外の道は無いように思う」といった疑問や批判が相次ぎ、炎上状態となりました。

新藤議員の反論が矛盾と非難を浴びる

この問題発言を取り上げた中日スポーツの記事に対し、新藤議員は自身を擁護する「ヤフコメ」のスクリーンショットを添付して、「ネットの声を偏向報道する中日スポーツめ」と反論しました。さらに、「密入国」の根拠を棚に上げ、記事中の自身の写真について「3年前の写真を使ってる。中日スポーツって化石新聞かなんかか?」と謎の論理を展開しました。

さらに、新藤議員は他のユーザーに返信する形で「本人が話されたことに基づき判断しているのであって、そもそも非公式な手段である密入国の証明なんて出せるわけない」と投稿し、自身の投稿における「密入国」の事実を証明できないことを認めました。ただし、具体的な内容や情報源については明示していません。

この一連の対応により、新藤議員はますます非難を浴びることとなりました。多くの人々からは、「最初から裏付け取れないの分かっていて企業活動の妨害をしたんですか?」「『本人が話した』という証拠を出しましょう」「ヤフコメ見て政治するって本当にレベル低いなこの区議」といった非難の声が上がっています。

新藤議員は、2020年7月の東京都議補選や千葉県印西市長選に立候補しましたが、いずれも落選しました。今年の4月、港区議選に無所属で出馬し、初当選を果たしました。また、彼女は「ゆづか姫」として動画配信も行っていたことでも知られています。

ソースリンク: 日本ニュース24時間