THE W音声トラブル “投票中止”日テレの即断に評価の声「英断すぎる」「超短時間で…偉いわ」

日本テレビ社屋

「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」が午後7時から日本テレビ系で放送され、最終決戦で音声トラブルにより国民投票(視聴者投票)が中止となった。

音声トラブルで国民投票中止、即断に称賛の声

3組が出場した最終決戦、スパイクがトップバッターで登場したが、ネタの冒頭でステージに登場して約9秒間、音声が入らず聞き取れないトラブルがあった。

番組では採点方法として、芸人審査員6人と、視聴者がテレビのボタンを押して勝者を投票する国民投票を行っていたが、このトラブルのため、最終決戦に関しては国民投票を中止。審査員6人の投票で勝者を決めることになった。

3組のネタ披露後、水卜麻美アナウンサーは「公平な審査ができなくなってしまうので、せっかくみなさまにご参加いただけるところで申し訳ないですが国民投票はここの回に関しては中止とさせていただきます。大変申し訳ありません」と謝罪した。トラブルから国民投票中止のアナウンスまで約20分。制作側のとっさの判断だった。

番組側では、3組が票数が並んだ場合の“プランB”も用意されていた。スパイクの生の声が聞こえていたスタジオの観覧客に、3色の紙を配布。良かった組を投票してもらうというものだった。審査員投票では、紅しょうが4票で優勝、エルフ2票、スパイクは0票。そのため、観客投票は実施されなかった。

即断された国民投票中止の評価

トラブルがありながらも、最悪の事態は免れることに。SNSには「音声トラブルで国民投票を中止するの、公平保ってて最高やな」「音声トラブルは良くないけど国民投票中止は英断すぎる」「音声トラブルは絶対やっちゃいけない最悪なトラブルだけど、3組のネタが終わるまでの超短時間で潔く国民投票切り捨てる判断下したのは日テレ偉いわ」と評価する声が。また「日テレは結果関係無く副賞の全番組でスパイク松浦さんが音声トラブルについてブチ切れる権利をあげて欲しい」と、スパイクに同情する意見も上がっていた。

このように、即断された国民投票中止の決定に対しては様々な評価があるようだ。

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