「辞任で真相を闇に?」 裏金疑惑の鈴木淳司氏、地元で厳しい声

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総務相の辞任に続いて、鈴木淳司氏の裏金疑惑が地元で話題となっています。鈴木氏は自民党安倍派の一員として活動しており、辞任後に地元の自民議員からは厳しい声が上がっています。彼が大臣になることで知名度は上がったと言えますが、今回の疑惑によりさまざまな逆風にさらされることになりそうです。

鈴木淳司氏への地元からの冷たい声

安倍派の裏金疑惑が明るみに出て以降、鈴木氏は地元で厳しい声を浴びていました。ある自民議員は、「支援者から『鈴木氏のポスターをはがしてくれ』と言われていた」と明かしました。「大臣になれたのも安倍派に所属していたからですが、今回の裏金疑惑が明るみに出た以上、一緒に辞任するしかないですよね」と嘆いています。

安倍派に所属する議員の中には、ノルマを超えたパーティー券の売り上げを派閥に上納し、裏金として利用したと疑惑が浮上しています。鈴木氏はこれまで、「(自身の事務所は)集金力が高くなく、ノルマをクリアするのがやっとでした」と説明し、疑惑を否定してきました。

しかし、総務相の辞任を発表した記者会見で、鈴木氏は派閥からの資金繰りについて「ほんのわずかなようですが、私自身は環流や裏金を意識しているわけではありません」と語りました。

これに対して、地元の自民議員は「(いくら数十万円の)少額でも、受け取ったなら問題です」と指摘しています。また、鈴木氏の選挙区である愛知県日進市のアルバイト男性(72)は「辞任することでイメージアップを図ったり、真相を闇に葬ろうとしているのではないかと感じます」と述べました。

安倍派4閣僚の辞任に対する疑問の声

鈴木氏の辞任に続き、安倍派の4閣僚の辞任も発表されました。それに対し、愛知県東海市の会社員男性(54)は「安倍派だけ辞任して済む問題なのか。トカゲのしっぽ切りではないか」と疑問を呈しています。この日は、安倍派の青山周平副文科相(比例東海)と酒井庸行副経産相(参院愛知選挙区)も辞任の意向を表明しました。

以上、鈴木淳司氏の裏金疑惑と辞任についての地元の声をお伝えしました。


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