中国の少年が1億円相当の金塊を盗んで豪遊!? 親が驚きの行動に出た理由とは?

画像
安徽省の貴金属店=2012年9月14日

中国で10代の少年が友達と結託し、自分の親の金庫から1億1280万円相当のゴールドバー(金塊)を盗んで売却し、超高級車などの高級品を購入しました。友達には謝礼として420万円以上を手渡したのです。この窃盗事件が明るみに出た後、母親の行動が中国のソーシャルメディアで大きな話題となっています。

親の金庫から1億円以上の金塊を盗んで友達に謝礼

香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、湖北省に住む裕福な家庭の少年は昨年、親の金庫から1億1280万円相当の金の延べ棒を盗み出し、超高級車のランボルギーニなどを購入し、贅沢な生活を送っていました。

だが、息子の異変に気付いた母親は全てを知り、窃盗の罪で息子と友達の2人を刑事告発することを辞め、謝礼を受けた友達だけを相手にして、息子が支払った420万円以上の全額返還を求めて訴えました。

友達に謝礼を受け取った母親の意図

母親は、自分の息子が浪費したお金の一部を回収するだけでなく、友達の少年に対して “教育的な意味” で法的手続きを取ることを決断したと語っています。裁判所は最近の公判で原告の訴えを支持し、被告に対して420万円以上の全額支払いを命じました。

息子は両親が家を空けた際、金庫の暗証番号を知っている友達と協力して金庫を開けるよう提案しました。具体的には、2人がどのようにして暗証番号を入手したのかはわかっていません。

金庫を開けると、中には合計で15.5キロの金の延べ棒が入っており、息子は興奮のあまり売却することを決め、少年たちは565万元で延べ棒を売り払ったと報じられています。買い取り業者の詳細は不明です。

ランボルギーニ購入し豪遊、親は息子の友人に訴訟を起こす

大金を手にした息子は、すぐにイタリア製のスーパーカー、ランボルギーニを購入し、高級品を爆買いし、友達には現金420万円以上を渡しました。しかし、母親が金庫を見たときに中身が空っぽだと気付いた瞬間、息子の豪遊生活は終わりを迎えたそうです。

ゴールドバーが盗まれたことを知った母親はすぐに警察に通報しました。ランボルギーニは返品できましたが、友達は420万円のうち5万円だけを返すと約束したそうです。そのため、母親は全額の返還を求めて訴訟を起こしたのです。

より詳しい情報はこちら(記事のソースリンク):日本ニュース24時間