米国の大統領選において、トランプ前大統領の出馬資格をコロラド州最高裁が否定しました。トランプ氏が昨年の大統領選の結果を覆すために行った言動が、1月の連邦議会襲撃事件に繋がったと指摘されています。この事件に関与した者は、国家や州の官職に就くことができないという合衆国憲法修正第14条第3項の規定が適用されると判断されたためです。
コロラド州最高裁は、下級審の判決を覆し、トランプ氏の大統領職は修正第14条の対象外であり、立候補は合憲と判断しました。これは出馬資格剥奪の判決としては初めてのものです。
トランプ氏の陣営は判決に対し、欠陥があるとして異議を唱えており、連邦最高裁に上訴し、非民主的な判断の差し止めを求めると述べています。
ただし、修正第14条の解釈については法学者の間でも意見が分かれているということです。出馬可否の最終的な判断は連邦最高裁に委ねられることになります。
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