年代別の「睡眠ガイド」作成 成人は1日6時間以上 高齢者の床上時間は8時間まで 厚労省

日本ニュース24時間

睡眠時間の重要性が再び注目されています。厚生労働省は、高齢者や子どもなどの年代別に対し、適切な睡眠時間を示すガイドラインを発表しました。

十分な睡眠を取ることは、心身の健康を保つために非常に重要です。しかし、厚労省の調査によれば、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人が多いことが分かっています。男性では37.5%、女性では40.6%にも上ります。

このため、厚労省の検討会は約10年ぶりにガイドラインを改訂することを検討し、年代別の推奨睡眠時間をまとめました。

推奨される睡眠時間

個人の睡眠時間には差がありますが、成人については6時間以上の睡眠が推奨されています。小学生は9〜12時間、中学生および高校生は8〜10時間の睡眠が必要です。

高齢者の場合は、長時間の昼寝は避け、床にいる時間は8時間以下にすることが目安とされています。

健康的な生活のためのポイント

厚労省はさらに、嗜好品に関してもアドバイスをしています。カフェインの摂取を過剰にしないために、コーヒーは1日に4杯(700ml)までと制限することが推奨されています。また、睡眠の質を低下させる可能性があるため、睡眠のためにお酒を飲むことも避けるようにしましょう。

ホームページなどでの公表を予定している厚労省のガイドラインを参考に、健康な睡眠環境を整えましょう。

(画像出典:TBS NEWS DIG Powered by JNN)

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