ジャニーズ新勢力図「5派閥」に分裂…性加害問題で解体的出直しの真っ最中、最後に笑うのはどこか

今年の芸能界は、ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が大問題となりました。所属するタレントたちにとって、激動の一年となりましたが、その後の動向は複雑で、未来はまだ不確定な状況です。

「STARTO社」契約を結ぶとみられるグループ、それ以外は…

12月8日、旧ジャニーズ事務所のマネジメントを担う新会社「STARTO ENTERTAINMENT」が設立され、福田淳氏が新社長に就任しました。来年4月から本格始動を目指し、現在は各タレントとの契約に関する話し合いが進められています。

一方、被害者の補償に特化した業務のみを行う「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)は、東山紀之社長のもとで進められています。

記事によると、現在の勢力図は以下のようになっています。

  1. 「木村拓哉ほか、「STARTO社」と契約を結ぶとみられるグループと現在はそこに属している「株式会社TOKIO」
  2. 元SMAPの3人による「新しい地図」
  3. 23年3月に滝沢秀明氏によって設立された「TOBE」
  4. 20年4月に退所した中居正広の個人事務所の「のんびりなかい」
  5. 俳優業に軸足を置く生田斗真や岡田准一らの「独立派」

記事では中居が最近、マネジャーを募集し、事務所の拡大を図っていることから、「STARTO社」と契約しなかったバラエティ志向のタレントを受け入れる可能性や、「株式会社TOKIO」も完全独立し、そこに移籍するタレントも出てくる可能性が指摘されていますが、各勢力の今後はまだ明確ではありません。

ジャニーズ問題に詳しいベテランスポーツ紙記者は次のように話します。

「本体の『STARTO社』は、ライブ収入を主軸にしてビジネスを展開していくでしょう。Snow ManやSixTONESがドームツアーなどを行えば、チケットとグッズの売り上げで数十億円にもなります。旧ジャニーズから経験豊富なスタッフが移籍しています。新社長はタレントとの契約だけでなく、楽曲の権利関係の整理にも取り組んでいくでしょう」

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