大阪万博について橋下徹氏が語る:「反対してたのはだいたい変なヤツ」

橋下徹氏

橋下徹氏がカンテレ「LIVEコネクト!」に出演し、大阪・関西万博に関して泉房穂前明石市長と激論を交わしました。

万博の会場建設費用は、当初の予算の1.9倍にあたる2350億円かかり、さらに広告宣伝費などを含む運営費で1160億円と明らかになりました。これにより、反発の声が広がっています。

特に問題視されているのは、会場を取り囲む「万博リング」の建設費用が350億円かかることです。

泉氏はこれを「無駄」と指摘していますが、橋下氏はそれに反論しました。「世界各国から埋め立て地に建設をさせるんです。何百億円のお金を投じさせるときに、野原にみんな投じますかってことなんです。展示ビジネスは、みんながお金を投じたくなる環境をつくることが大事。それを一言で『無駄』というのは違う」と述べました。

さらに、「1000億円くらいパビリオン建設で世界各国から投資してもらうのに、その呼び水的なもの」と主張しました。

安部敏樹氏は、「ビジネスで当初予算の2倍近い予算がでてきたら、そのまま受け入れることはできない」と考えていますが、橋下氏は「説明が失敗したのは、リターンをちゃんと見せていないから。経済効果は2.8兆円。物価が上がれば、経済効果はさらに上がるんで、西村前経産相が国会であげたのは5.8兆円。先にそっちから入れば(よかった)」と大きな見返りを強調しました。

橋下氏は、「いま反対の機運が上がっていても余裕の気分なのは、1970年の大阪万博は、500日や300日前まで反対の声が多かった」「(当時の)反対の声を図書館に行って調べた。だいたい、変なヤツばっかり」と放言しました。これに対して石井亮次アナウンサーからツッコミが入り、「一部ね」と微調整されました。

この記事の出典元: 日本ニュース24時間