2023年12月24日に放送された漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2023」（ABCテレビ・テレビ朝日系）の表彰式の最中、審査員の山田邦子さんが優勝コンビへの副賞として授与したスポンサー4社の商品が描かれたボードを咄嗟に背中の後ろに隠すシーンがあり、X（旧ツイッター）で物議を醸しました。
ボードを裏返して体の後ろに隠す
「令和ロマン」「ヤーレンズ」「さや香」の3組が最終決戦に進出。令和ロマンが4票を獲得し、3票だったヤーレンズとの接戦を制し、見事19代目チャンピオンに輝きました。
物議を醸しているのは、大会最終盤の表彰式のことでした。令和ロマンの2人に松本人志さんから優勝トロフィー、「中川家」礼二さんから優勝賞金1000万円のボードが渡されました。
その後、アナウンサーが副賞の商品を読み上げ始めたタイミングで、山田さんがスポンサー4社からの副賞が描かれたボードを渡そうとしました。しかし、スタッフとみられる人物から「まだ！ まだ！」というような声が飛ぶと、山田さんは少し困惑気味にボードを裏返して体の後ろに隠しました。
司会の今田耕司さんが山田さんにジェスチャーで「落ち着いて！（ボードを）見せていい、見せていい」と呼びかけました。すると、山田さんは大袈裟な仕草でボードを守るように仁王立ちしたのち、ゆっくりとボードを前に掲げました。
今田さんが「さあナレーション終わりました！」と言ってから、山田さんは改めて令和ロマンにボードを手渡しました。
「スポンサーはいくら払ったと思ってるんだろう？」
Xでは、咄嗟の出来事とはいえ番組スポンサーや商品名を隠す様子を見せた山田さんに疑問の声が上がりました。
「山田邦子さんがスポンサー提供の副賞ボードを裏返して隠したのを見て視聴者側なのにヒヤヒヤした。東での評価は知らないけどそういう人なの？」「山田邦子、副賞書いてあるスポンサーボード隠したのアウトだろ。スポンサー側もテレビ局側もめちゃくちゃ焦っただろ。ボード隠してた数秒の広告費補填とか発生しないんか…？とめっちゃヒヤヒヤしちゃったよ」「スポンサーが1番視聴率高い場面で宣伝したくて大金出してんのに、スポンサー怒っていいよ。もう山田邦子呼ぶな」「ちょっと気になったけど山田邦子スポンサーのパネル隠すのはダメだろ」「あのプレートに名前を載せるためにスポンサーはいくら払ったと思ってるんだろう？」「山田邦子いろいろひどいけどスポンサー様の協賛を隠してどうでもいいウケ狙いにいくとか普通にテレビ出しちゃダメでしょ」
一方で、山田さんの行動を擁護する向きもありました。
「山田邦子さんのスポンサーのパネル云々のTweet頻繁に見るけど、あれは邦子さん悪くない、制作サイドの不手際。邦子さん、ちゃんと出してたのを指示見て引っ込めたし」「バラエティとして維持しつつ、堅苦しい権威化のブレーキとしての役割が山田邦子なのかも…」「最後、山田邦子さんがスポンサーの看板隠したの、その前にM-1運営のディレクター？が『まだ！まだ！』みたいなの叫んでたからじゃない？まだ出したらあかんかったと思って隠しはったように見えたけどなあ、、、今田さんとかそのあと出していいですよみたいな感じやったし」
記事の出典元: 日本ニュース24時間
