バングラデシュの死刑執行人になった受刑者の衝撃

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バングラデシュのシャージャハン・ブーヤさん(70)は、数十年前に1人を殺害した罪で刑務所に収監されました。そして、服役中に数十人の死刑を執行する立場になりました。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)によると、バングラデシュは世界第3位の死刑判決数を誇っています。そして、驚くべきことに、死刑執行は受刑者自身が行っているのです。

刑務所での特別な待遇

ブーヤさんは服役中、死刑を執行するたびに特別な食事を振る舞われました。牛肉、鶏肉、香辛料の効いたピラウなど、自分の特別なメニューが用意されたのです。それにより、ブーヤさんの刑期は数か月短縮されました。彼は「ある者は死に、ある者はごちそうを食べる。これが刑務所の姿だ」と語っています。

革命家から死刑執行人へ

ブーヤさんは、濃い口ひげを生やし、眼光の鋭い風貌の方でした。1970年代、彼はマルクス主義者の革命家として活動していました。彼は隣国インドの政権を転覆させるために非合法組織に参加しました。しかし、1979年に警察との銃撃戦の際、トラック運転手が死亡した事件に関与した罪で有罪とされました。

自ら志願した死刑執行人

12年に及ぶ裁判の勾留中、ブーヤさんは受刑者たちが執行される際に「最高の待遇」を受けていることに気づきました。彼は受刑者にマッサージをしてもらう執行人の姿を目撃しました。その経験から、「絞首刑の執行人には大きな力がある」と感じた彼は、自ら志願して死刑執行人となったのです。

最後の面会と特別な待遇

バングラデシュでは、死刑が執行される直前、最後の面会が行われます。その前に、死刑囚は香草の湯で体を洗い、清潔な白い服を着せられます。そして、最後の食事も選ぶことができるのです。

このバングラデシュの死刑執行人になった受刑者の物語は、私たちに衝撃を与えます。彼の体験は、刑務所の厳格な環境と死刑の重さを示しています。いかに受刑者たちが特別な待遇を受ける一方で、彼らが直面する運命の重さを知ることができるでしょう。

ソースリンク: 日本ニュース24時間