米地質調査所(USGS)によると、石川県能登地方でM7.5の地震が発生しました。これにより、建物が倒壊し、火災が発生しました。さらに、大津波警報が発表され、海岸に住んでいる人々に避難命令が出されました。津波の注意報はロシア東部まで広がりました。
地震の詳細
USGSによれば、震源の深さは10キロでした。気象庁は、2011年の東日本大震災以来、大津波警報を発令しましたが、その後、津波注意報に切り替えました。津波は地震発生から約10分後に到達し、石川県輪島市では約1.2メートルの高さの津波が観測されました。幸いなことに、津波による被害の報告はありませんでした。
周辺地域の影響
富山では80センチ、柏崎では40センチ、山形県飛島や新潟県佐渡島では20センチの津波が観測されました。
津波予測に基づいて、気象庁は大津波警報(予想津波高が3メートル以上)、津波警報(予想津波高が3メートル以下)、津波注意報(予想津波高が1メートル以下)を発表しています。
国際的な警戒
韓国気象庁によれば、韓国東部の海岸地域では潮位の変化に警戒しています。ロシア国営通信によれば、ウラジオストク、ナホトカ、サハリン島などの日本海沿岸地域でも津波警戒が発令されました。
被害状況
石川県珠洲市の当局者によると、建物に被害があり、負傷者が報告されています。また、倒壊した建物内には身動きの取れない人がいるとのことです。珠洲市の病院関係者によると、負傷者はすでに搬送されていますが、道路状況が悪く、医師が病院に到着できない可能性もあると伝えられています。
その他の影響
また、地震により一部の新幹線が運休となりました。北陸電力によれば、地震の影響で約3万2500戸が停電しました。関西電力は、原発での異常は報告されていないと述べています。地震後も強い余震が続いており、気象庁は今後1週間まで注意するよう呼びかけています。
総括
当局は被災地の状況を把握するための対策室を設置し、被害状況の把握と災害への対応に全力で取り組んでいます。
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