中国の大手資産運用会社、「中植企業集団」が破産申請!不況で債務超過か

中国の不動産不況により、中国の大手資産運用会社である「中植企業集団」が破産申請を行いました。北京の裁判所がこの申請を受理しました。中植企業集団は巨額の債務超過に陥ったとされています。

破産申請の受理

中国の第1中級人民法院がSNS上で発表した情報によれば、破産申請を受理したのは「中植企業集団」です。中植企業集団は、すべての債務を弁済するには資産が不足しており、弁済能力がないと説明しています。今後、裁判所は企業破産法に基づき、破産処理を進めると予想されます。

債務超過の背景

中国のメディアによると、中植企業集団は2200億元以上(約4兆4千億円)の債務超過に陥っていると報じられています。この企業は不動産への投資が多く、中国の不動産市場の深刻な不況により債務超過の状況に追い込まれたようです。

公安当局の捜査開始

北京市の公安当局は、中植企業集団に対し捜査を開始したことを明らかにしています。詳細な捜査結果や背後にある問題についてはまだ明らかにされていません。

このニュースは、中国の不動産市場における影響力を持つ大手企業の破産申請という重要な出来事です。中植企業集団の今後の動向や、中国の不動産市場への影響について注目が集まっています。

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