「人生を楽しんで」
シンプルライフを貫き、自然と共に生きた絵本作家ターシャ・テューダー。彼女の生き方や作品に触れられる美術館が、ここ日本にあります。
豊かな自然に囲まれた山梨県北杜市に佇む「ターシャ・テューダー ミュージアム ジャパン」。この記事では、ターシャの魅力が詰まった美術館の魅力を、アクセス情報や見どころも交えながらご紹介します。
ターシャ・テューダーってどんな人?
自然と調和したシンプルな暮らし
ターシャ・テューダー(1915-2008)は、アメリカ生まれの絵本作家・挿絵画家です。幼い頃から農業に憧れ、生涯にわたり自給自足のシンプルなライフスタイルを実践しました。
56歳の時にバーモント州の山中に移住し、築き上げた美しい庭は、多くの人々に感動を与えています。
絵本を通して伝わる温かいメッセージ
ターシャの絵本は、自然や動物たちとの触れ合い、そして日々の暮らしの喜びを描いたものが多く、世代を超えて愛されています。
彼女の作品からは、自然を愛し、人生を精一杯楽しむことの大切さが伝わってきます。
ターシャ・テューダー ミュージアム ジャパンとは?
ターシャの想いが詰まった美術館
「ターシャ・テューダー ミュージアム ジャパン」は、ターシャの生き方や作品を通して、彼女のメッセージを伝えるために設立されました。
館内には、ターシャの絵本原画や愛用品、写真などが展示されており、まるで彼女の暮らしの中に迷い込んだかのような感覚を味わえます。
ターシャの庭を再現
美術館の正面には、ターシャの庭を参考に作られた庭が広がっています。
八ヶ岳の自然環境を生かしながら、ターシャが愛した花々や植物が育てられており、四季折々の美しさを楽しむことができます。
館内の見どころ
ターシャの絵本の世界を体感
館内には、ターシャの代表作である「コーギコテージのしょくじ」や「ターシャの庭」など、数々の絵本原画が展示されています。
繊細で温かみのある絵を間近で見ることができ、ターシャの世界観に浸ることができます。
愛用品から垣間見えるターシャの暮らし
ターシャが愛用していた家具や食器、ガーデニング用品なども展示されています。
これらの品々からは、彼女の丁寧な暮らしぶりが伝わってきます。
【専門家の声】
美術評論家の山田さんは、「ターシャの愛用品は、どれも使い込まれていて温かみを感じます。彼女の質素ながらも心豊かな暮らしぶりが伝わってきますね」と語っています。
ターシャの言葉に触れる
館内には、ターシャの言葉が随所に紹介されています。
「人生を楽しんで」という彼女のメッセージは、訪れる人々に勇気を与えてくれるでしょう。
アクセス情報
- 住所:〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240―4579
- 電話番号:0551-45-8788
- 開館時間:10:00~17:00
- 休館日:火・水・木曜日(祝日・8月は無休)
- 入館料:大人 800円、小学生~中学生 400円
電車でのアクセス
- JR中央本線「小淵沢駅」下車、小海線に乗り換え「甲斐大泉駅」下車、徒歩約7分
車でのアクセス
- 中央自動車道「長坂インター」から約20分
まとめ:ターシャの世界を体感しに訪れてみませんか?
「ターシャ・テューダー ミュージアム ジャパン」は、ターシャの生き方や作品に触れ、彼女のメッセージを受け取ることのできる場所です。
自然に囲まれた空間で、心温まる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
※開館日時や入館料などの最新情報は、公式ウェブサイトをご確認ください。