衆院選目前!東京・南関東の注目選挙区を徹底解説!

いよいよ衆院選が15日に公示されます。今回の選挙戦は、スピード解散や自民党内の混乱など、波乱の幕開けとなりました。そこで今回は、政治ジャーナリストの野上忠興氏と角谷浩一氏の分析を元に、東京・南関東の注目選挙区の行方を占っていきます。

女性候補対決の行方は?東京7区・8区

東京7区では、丸川珠代氏が参院からくら替え出馬します。しかし、過去の政治資金問題や高圧的な言動などが影を落とし、「女性からの支持が低い」(野上氏)との指摘も。立憲民主党の野田佳彦代表もこの選挙区に入り、激しい選挙戦が予想されます。

東京7区で選挙活動を行う丸川珠代氏東京7区で選挙活動を行う丸川珠代氏

一方、東京8区では、前回の衆院選で自民党の大物・石原伸晃氏を破った吉田晴美氏が立憲民主党から出馬します。対する自民党も女性候補の門寛子氏を擁立しますが、「リベラル層が多い地域性」(角谷氏)を考えると、吉田氏が優勢との見方が強いです。

激戦必至!注目の若手候補が激突する15区

4月の補欠選挙で大きな注目を集めた東京15区。今回は、現職の立憲民主党・酒井菜摘氏、元格闘家の須藤元気氏、日本維新の会を離党した金沢結衣氏らに加え、自民党から25歳の若手論客・大空幸星氏が名乗りを上げました。

東京15区で選挙活動を行う大空幸星氏東京15区で選挙活動を行う大空幸星氏

「知名度では酒井氏が一歩リード」(野上氏)との声もありますが、「江東区を地盤とする須藤氏が逆転する可能性も」(角谷氏)と、予断を許さない状況です。

逆風下の萩生田氏に有田氏が挑む!24区

八王子市を地盤とする萩生田光一氏は、これまで盤石な強さを誇ってきました。しかし、今回は政治資金問題や旧統一教会問題の影響で自民党の公認を得られず、苦しい選挙戦を強いられています。

八王子市で選挙活動を行う萩生田光一氏八王子市で選挙活動を行う萩生田光一氏

対する立憲民主党は、旧統一教会問題を追及してきたジャーナリストの有田芳生氏を擁立。「逆風の萩生田氏に対し、有田氏が有利」(野上氏)との見方が大勢です。

まとめ

今回の衆院選は、各選挙区とも見どころ満載です。選挙の結果は、今後の日本政治に大きな影響を与えることは間違いありません. 各候補者の政策や主張をしっかりと見極め、私たち有権者は未来を選択する必要があります。