衆院選で「当選してほしくない裏金議員」ランキング…3位丸川珠代、2位杉田水脈を抑えた圧倒的1位は?


【写真あり】丸川、杉田を抑えた「当選してほしくない」1位の裏金議員

自民党の一部議員らが、政治資金パーティで得た収入の一部を政治資金収支報告書に過小記載または記載していなかった問題で、安倍派の裏金総額は6億円超にのぼる。閣僚や党要職を追われた議員だけでなく、逮捕者まで出すなど、国民の政治不信をかつてないほど高めた。

そんな関与した“裏金議員”たちに対して、石破首相は今回の衆院選で重いペナルティを課すことを決断。12人について非公認とし、公認する議員についても比例代表との重複立候補を認めない方針を発表したのだ。

自民党は再発防止に取り組んでいるが、関与した議員に今回の選挙で当選してほしくないと思う有権者も少なくないだろう。そこで、今回は裏金問題に関与した49人のなかから、きたる衆院選で「絶対に当選してほしくない裏金議員」に関するアンケートを18歳以上の男女1000人を対象に実施。49人から上位3人を順位づけしてもらい、3位は1ポイント、2位は2ポイント、1位は3ポイントとし、合計ポイントをもとに順位付けした。

まず、第3位に選ばれたのは丸川珠代氏(53)。不記載額は822万円。

東京大学を卒業し、テレビ朝日でアナウンサーを務めていたが、07年の参院選で当選し、政界に進出。安倍内閣で環境大臣として初入閣を果たすと、その後は菅政権でも五輪相を務めるなど、要職を歴任した。

華々しい経歴の丸川氏だが、今回の裏金問題では、18年から22年にかけてノルマ超過分の安倍派からのキックバックとして、822万円を不記載としていたことが明らかとなった。

アナウンサー経験もあり、弁舌巧みなことで知られるが、民主党政権時代に子ども手当の関連法案が強行採決された際に、厚生労働委員長に対して「この愚か者めが!」、当時の鳩山由紀夫首相に対して「ルーピー!」とヤジを飛ばし、問題視されるなど、舌禍を招くこともしばしば。

今回の衆院選では、参院から鞍替えし東京7区から出馬する見込みだが、他人に対しては強気な姿勢でありながら、裏金問題に関与していたという“言行不一致”ぶりに違和感を抱く人が多かった。

「今まで自分は正義感の塊みたいな態度や発言をたくさんしつつ、自分の非に甘い」(51歳・女性)
「いかにも自分が正しそうに活動していて、その裏で裏金作りに精を出していたから。正義面がとても不愉快」(45歳・女性)
「確か東大卒でTV朝日のアナでかつ報道も担当していたかと思うが、政治の汚い世界に染まってしまうとは情けない」(57歳・男性)



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