【速報】国民的俳優・西田敏行さん、76歳で逝去…自宅で倒れ帰らぬ人に

日本中に愛された俳優、西田敏行さんが10月17日、帰らぬ人となりました。76歳でした。関係者によると、東京都世田谷区の自宅で倒れているところを発見され、その場で死亡が確認されたとのことです。死因は病死とみられています。

輝かしい功績と人柄…国民に愛された「西田敏行」

西田さんといえば、映画『釣りバカ日誌』シリーズの浜崎伝助役、ドラマ『西遊記』の猪八戒役など、数々の代表作を持つ国民的俳優です。NHK大河ドラマでは『翔ぶが如く』『八代将軍吉宗』『葵 徳川三代』で主演を務め、お茶の間を魅了しました。また、『探偵!ナイトスクープ』の2代目局長としても親しまれ、幅広い世代から支持を集めていました。

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西田さんは2018年春にはその功績が認められ、旭日小綬章を受章しています。

晩年は体調不良と闘いながらも…家族と故郷への愛を胸に俳優業に邁進

近年は体調不良を抱えながらも、持ち前の明るさと演技への情熱で活躍を続けていた西田さん。その背景には、愛する家族の存在がありました。

関係者によると、奥様は西田さんの健康を支えるため、栄養バランスを考えた食事を手作りし、食事制限にも協力していたそうです。リハビリにも付き添い、自宅でもできることを実践するなど、献身的にサポートしていたといいます。

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西田さんにとって、家族は一番のファンであり、作品を見るたびに「100歳まで生きて」「死ぬまで演技を続けて」と励ましの言葉を掛けていたそうです。

また、故郷・福島県郡山市小原田への愛も、西田さんの心の支えとなっていました。幼少期を過ごした故郷の友人たちは、俳優・西田敏行の最初のファンであり、かけがえのない存在だったといいます。

西田さんは時間を見つけては故郷に帰り、友人たちと旧交を温めていたそうです。作品が公開される際には、友人一同で上京し、最前列で応援していたというエピソードも残っています。

偉大な俳優との別れ…心からのご冥福をお祈りいたします

突然の訃報に、日本中が悲しみに包まれています。西田さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。